コンタクトレンズの知識 コンタクトレンズの厚み

コンタクトレンズには当然ですが「厚み」があります。「中心厚」といった言葉をよく見かけるかと思います（取り扱い説明書などに記載）。

この厚みはコンタクトレンズによって様々です。例えばワンデーアキュビューは0.084�o、アキュビューアドバンスは0.07�o、メダリストプラスは0.035�oです。

この厚みに関係性があるものとして、「酸素の通しやすさ（酸素透過性）」「形状の保持力」「着装感」などがあります。

レンズが厚いと「酸素の通しやすさ（酸素透過性）」は低くなります。同じ素材で比較した場合レンズの厚さが半分になると酸素透過性は２倍になるとされています。

レンズが厚いと「形状の保持力」は高くなります。目に着装するときに形状が安定しやすいです。また、破れにくいという特性もあります。

逆に、薄いレンズは「着装感」が向上します。コンタクトレンズ自体が目にとっては異物な訳でありますので、薄いほうが「ゴロゴロ」しないという特性があります。

まず、「異物感がある方」は薄いレンズがオススメです。

「破りやすい」「着装に時間がかかる」という方は厚いレンズがオススメです。厚いレンズは形状の保持力が強いので破れにくく、着装時も安定しています。

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